はだかだからからだ。

秋田に僕はいます。

ありがとうの日。

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 去年温泉にいった時見つけたこの絵。

 

この絵がある場所は

知っている人は知っている

横手市のゆっぷるという温泉です。

 

小さい頃から来ているこの温泉に

今もたまに来たりしています。

 

去年、温泉に行った時

券売機の上にあるこの絵に

気がつきました。

 

確か、昔は置いてなかったなと

でも、いつから置いているんだろうなと

そう、思いました。

 

でも、すごくすごく好きな絵だなと

思いました。

 

だって、絵の中の少年が

ゆっぷるのシンボルでもある

りんごに抱きついているから。

 

僕も子供の頃はゆっぷるに行くと

決まって、抱きついていました。

 

抱きつくっていいな。

 

抱くでも、抱きしめるでもなく

抱きつく。

 

抱きつくことって

歳をとるにつれ

少なくなっていくのかな。

 

子供の頃は小さいから

どんなものも手が回らず

抱きつくばっかり。

 

大人は手の届くものに

安心感を覚えて

子供は体全体で

安心しようとするのかな。

 

 

しっかし

最近抱きついても抱きしめてもいませんね。

抱き枕っていいんですかね。

たまーに、欲しくなります。

 

 

 

 

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そして、この前髪を切りました。

高校生の頃から髪を切るところを

しょっちゅう変えるのが好きです。

 

髪を切るという理由があるだけで

いろんな店に行けるのは

いいなと思っているからです。

 

ただ、1回行っていかなくなる

というわけではなく

何回か続けて行って

また、次行く時は1年後とか

2年後とかそんな感じです。

 

初めて行く店は指名とかは特に

しないです。

 

 

それで、この前行った髪切るところで

美容師さんが僕が最近毎週のように

温泉に行っていとる言ったら

その美容師さんが若い頃

友達となかなか休みが合わなくて

1人でよく温泉に行って

温泉ノートみたいなのを

作っていたよと教えてくれて

 

そして、どこが良かったかとか

はっきり覚えていないけど

横手市山内の温泉が良かったと

教えてくれて

髪を切り終わってから行ってみました。

 

初めて訪れた山内の温泉は

中が結構広くて温泉も数があり

ゆったりとしていました。

 

そして、ぬるま湯みたいなところに入ったら

先に入っていた外国の方に

話しかけられました。

 

「首の下、手術したの?」と

 

僕は体に2つ手術痕があります。

首の下のところと右足と。

 

手術痕ができてからも

僕は何度も温泉に入って来ましたが

傷のことを聞かれたのは初めてでした。

 

聞かれた後

僕はその傷ができた経緯を

話しました。

 

そうするとその方は僕に

「ラッキーだとか幸運だったとか思ってはいけないよ。

ただただ、感謝をすること。

親に。大切な人に。あなたの周りの人に。

その気持ちを忘れないで。」

と言われました。

 

それ以外にも色々と

不思議なでも温かいことを言われました。

 

こんなことって外国では

当たり前なのかな。

 

日本にいて日本人に囲まれて

温泉に入っていたら出会えた

不思議な出会い。

 

威圧的でもなく高圧的でもない

近所のおじさんのような

でも近所のおじさんにはされたことがない

接し方で目を見て言葉をくれました。

 

その後、ゆっくり湯に浸かりながら

最近、考えていたことを考えました。

 

 

湯を上がりロビーに出ると

さっきの外国の方がいました。

 

 

話を聞くと

ここの温泉にペルシャ絨毯を

売りに来ていたらしいです。

 

商品の説明をしてくれる時は

少し恥ずかしげに話してくれました。

 

4月7日までいますと

行っていたからまた行こうかな。

 

その後、仕事終わりの兄と

僕が最近知り合いからもらった

ラーメン屋のサービス券を使おうと思い

そのラーメン屋に集合して一緒に食べました。

 

食べている時に

さっきの温泉の話を兄にしました。

 

そんなことを話してくれる人いるんだなと

兄に驚かれ、サービス券で無料になった

チャーシュー丼を一緒に食べていたら

兄が座席の後ろにある看板の文字に気づいて

僕に振り向けと言いました。

 

 

振り向いた先には

 

 

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このお店の社訓なのか

ポリシーなのかはわかりませんが

 

ありがとうの感謝の気持ちをその一杯に込めて

 

と書かれていました。 

 

 

外国の方に

男性だったらモノを

女性だったら花を

感謝とともに渡せばいいと

言われました。

 

だから僕も伝えようと

思いました。

 

この次の日に感謝を

伝えたい人に2つ花を買いに

行きました。

 

 

そしてラーメンを食べ終わってから

前々から実行しようとしていた

ある事をついに行いました。

それは

 

 

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そう!これです!

 

 

 

 

hadaka-karada.hatenablog.com

 

 それはこの前書きましたが

入院生活を乗り越えるために

己に誓ったコーラとポップコーンを持ち

映画を見る事。

 

ついに退院してから

3ヶ月くらい経ってようやくでした。

 

見る映画は特に決めていなかったのですが

最近、上映された

君は月夜に光り輝く」を見ました。

 

この映画は

なんとタクヤという名前の人は

もれなく永野芽郁さんに

劇中で何度も名前を呼んでもらえるのです。

 

これはタクヤという

友達に1人や2人いるであろう

つまりどこにでもいる名前を

持つ人が得られる最上級の権利

なのだと思います。

 

結構、ヒロインの名前が

変わった名前の反面

男性の方はどこにでもいるような名前

だったりするのです。

 

しかもこの映画の公開日は

3月15日。

僕の誕生日です。

これは言うまでもなく

運命ですね。

 

 

この映画をみて

僕がいいなと思ったのは

ヒロインとタクヤ

屋上で気の利いた言葉を

言い合おうというシーンで

ヒロインがタクヤ

こういうのです。

「まるで世界で2人っきりみたいだね。」と。

 

その時、僕の中に

ストンとその言葉が落ちました。

 

僕はよく1人で出かけます。

休みが友達と合わなかったりも

するのですが基本1人です。

 

別に1人が好きなわけでもないのですが

色々なところへ行きます。

 

そしていつもいくところは

人がほとんどいないところや

見晴らしのいい場所など。

それこそ世界で1人きりみたいな場所です。

 

 

だから僕は

 「まるで世界で2人っきりみたいだね。」

のセリフを聞いた時

僕はもしかしたら

世界で1人きりの場所に

行っているんじゃなくて

世界で2人きりになれる場所を

探しているのではと思いました。

 

だって、世界で1人きりになれる場所って

きっと2人きりにもなれると思うのです。

 

 

でも、みんなそうじゃないですかね。

 

子供の頃から秘密基地とか

隠れ家とか作ったり見つけたり

するの好きですよね。

 

なんか隠し扉とか

裏ルート見たいな響き

すごい好きです。

 

学生時代、付き合っていた彼女さんと

そんな裏ルートみたいな

隠し扉みたいなのを使って、それこそ

世界で2人っきり

みたいなところに入っていたなと

思い出します。 

 

秘密の扉の鍵が閉まっていたから

入れないというわけでもなく

朝は閉まっているけど

夜は空いていたり

入り口は

一つだけではないかもしれない。

 

小さい頃にやっていた

ゲームがそんな大事な事を

教えてくれた気がします。

 

 

 

 

今でもずっと小さい頃から

抱いているそんな心はあります。

 

きっと誰にだってあると思うんだけど

どうなのかな。

 

 

そういえばこの前

友達が僕に秘密の場所を

おすそ分けしてくれました。

 

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秘密の場所を持っている人は

きっと大丈夫なんだろうな。

 

ありがとう。

 

 

 

感謝は言葉と

時に目に見える形で

伝えることが

大事だという事を

教えてくれたこの日に

ありがとう。