はだかだからからだ。

秋田に僕はいます。

アクリル板を言い訳にして。

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先日、友人たちと

年末に託けて

〇〇納め〇〇納めと言いながら

少ない時間ではあったが

いつもしている事を

然も、特別感のあるように

今年最後だなと楽しんだ。

 


いつも友人たちと椅子へ座る時

この配置になる。

車でどこかへ出かける時も

この配置になる。

 


今、家でごはんを家族で食べる時

僕の目の前に父。

その右隣に次男。

次男の向かいで

僕の左隣に長男。

4人を見渡せる位置で

長方形のテーブルの

兄達側の短辺の方

猫のエサが近くにある所に

母が座る。

 


誰かが決めたわけではないけど

いつもの配置がある。

 

 

 

友人達と

モスバーガー納めをしていた時

ふと、横を見ると

恋人のような

夫婦のような男女が

アクリル板の内側で

楽しそうに隣り合わせで

モスバーガー納めをしていた。

 


その時

この男女は

アクリル板が無かったら

隣合わせで座っていただろうかと

考える。

 

 

 

誰かとご飯を食べる時

向かい合わせな事が殆どだ。

僕は向かい合わせより

隣り合わせの方が好きだ。

 


誰かと

車のなかで話す時

飲み屋のカウンターで話す時

温泉の湯に浸かりながら話す時

その会話の方が好きだ。

 


相手と必要以上に

目を合わせなくて済むし

目を逸らしたとしても

それはただ

前を向いている事だから

相手に目を逸らしたと思われない。

 


それに横向きで目を合わせるから

両目と正面で目が合うわけではないから

威圧感も少ない。

歯に青のりが付いてても

そんなに気にしなくて済む。

 

 

 

 


僕の嫌いな怒り方がある。

それは相手の正面に立って

怒るやり方だ。

正面に立つという事は

進んでいた相手の

動きを止めてしまうため

相手は、また最初から

歩みを進めなければ

いけない事になってしまう。

 


そうじゃなく

隣で一緒に歩きながら

走りながら怒るやり方の方が

相手の歩みを止めず

相手に直接言葉がぶつからない。

その方が怒られている時に

相手も考えながらその言葉を聞ける。

腹にもストンと落ちる。

 


そういうストンと落ちる怒り方を

してくれる先輩に出会って

自分もそうなりたいなと常々思う。

 

 

 

どこかの家では

テレビとか子供とか

僕の家だったら猫とかが

ある意味ではアクリル板の

ようなものかもしれない。

 


アクリル板がある事で

色々と文句が出たりも

していたけど

アクリル板がある事を理由に

隣り合わせで座る考えは

いいなあと思う。

 

 

 

そんな事を

今年も見つけては

書けたら書きたい

長々と。