はだかだからからだ。

秋田に僕はいます。

生まれた町でお昼を食べる。

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今、少しの間だけ
生まれた町で働いている。

 

生まれた町で働くのは
初めてで不思議な気分。
少し遅く起きても
働いている場所まで車ですぐ着く。

 

僕の家族や親戚を
知っている人がいたり
たとえば何年何十年ぶりかに
同級生の家を訪ねたり
同級生のお父さんの名前を
知ったりする。
キラキラネームよりも
読み方がわからなかったりする。

 

最初、働くか迷っていた。
これで働いて温泉で出会う人の
知り合いが増えたらどうしようかと。
僕にとっては死活問題だったのだけど
今となっては
そんなに気にすることか?状態だ。

 

久しぶりに
母に白おにぎりを2つむすんでもらい
それとおにぎり用の海苔を2枚
そして真っ赤な水筒を
弁当バッグに入れて持って行ってる。

 

おかずはお昼休みの時
地元のスーパーに併設されている
イートインで買うか
コンビニで買っている。

 

今日は後輩のお母さんが
店員さんでいるコンビニで
おかずを購入した。
会ったらよく会話をする。

 

車の中で海苔を巻いた
おにぎりを食べると
折角のお昼がハァと
なってしまうので
町にある大きな公園で食べた。

 

いつだったか
東京へ行った時
外でお昼を食べている人達を見て
いいなあと思った。
噴水みたいなのがあって
自然に囲まれてて。
本を読んでて。
いいなあと。

 

今日公園で1人で海苔を巻いて
水筒のカップに麦茶を注いで
お昼をしたらとても美味しかった。
日陰で風が気持ちよく
近くでは子供達が遊んでいた。
たまに泣きながら。

 

なんでここには
人がいないんだろうなと思うけど
わざわざ職場から車で来るのは
面倒くさいかもしれない。
弁当がないから家に帰って食べるか
定食屋に行くからかもしれない。

 

前、会社で働いている時
お昼をどこで食べるかを
よく聞かれた。
コンビニで食べてくるのか
定食屋に行くのか
それともカップラーメンを買って
帰ってくるのか。
それはどこにいるか把握するためとか
お昼のお茶を
今淹れた方がいいのか
後からにするのか
それともいらないのか。
それは結構窮屈だった。

 

今、自由な身で
自由にお昼を食べれる事が
とても幸せだ。
都会の中の公園で食べるのも
美味しそうだったけど
大きな公園の日陰で食べる
お昼がとても幸せ。
食後は本を読む。
これは会社で働いてた頃から
変わらない。

 

ここでお昼を食べるのは
週に1回か2回位になりそうだけど
楽しみになった。

 

食後本を読んでいると
いつの間にか蜘蛛や小さな虫が
体のまわりで遊ぶ。
本の間に挟まってしまって
本と一緒になってしまう子もいた。
いつの間にか毛虫を働いている所へ
連れてきてしまっていた。
いつの間にか
フォークリフト
轢いてしまっていた。

 

明日はどこでお昼を食べよう。