はだかだからからだ。

秋田に僕はいます。

明かりのついているうちに。

 

 いつの間にか令和も2年になっていて

2020年の2月2日の20時20分も

22時22分も過ぎていた。

まだ、2月22日が残っているけど

その頃にはこんなことも忘れていると思う。

 

2月2日に一緒に温泉に来ていた友人が

20時20分になる少し前にアラームを

セットしていたらしく

温泉から上がった時に更衣室に

そのアラームが鳴り響いていた。

 

気づいた時にはもう20:20を過ぎていた。

 

自分は気にしない事だけど

こう行った日常の記念日とか

特別な日みたいなのを教えてくれる人といると

思い出を思い出す時に思い出しやすい。

 

 

 

 

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 正月の休みに中学の同級生と

地元の居酒屋で新年会をした。

 

社会人になってから

毎年やっていると思う。

 

僕は毎年みんなを家まで迎えに行って

家まで送る。

 

今年は友達の携帯が

友達によって雪の中に投げられて

みんなで探すという

雪国ならではのハプニングというか

遊びがあった。

 

探している時の表情や

声が楽しそうだった。

 

スマホのライトで照らしたり

車の雪寄せの棒でほじくったり。

 

見つけるまで僕らは

帰ることができない。

 

見つけたら家に帰らなきゃいけない。

 

小さい頃と違って

僕らの遊ぶ時間帯は

昼〜夕方から夜〜深夜になった。

 

何かをなくして

みんなで探して

暗くなって

見つからなくて

また、明日探そうと

約束していた小さい頃。

 

今の僕らは

また明日がない。

 

今の僕らは

また今度だ。

 

 

 

近くにあったスコップで

どうにか友達の携帯は

見つかった。

 

 

実はこの後

みんなで僕の家に来る予定

だったらしい。

 

けど、僕はみんなを家に帰した。

 

その理由は

hadaka-karada.hatenablog.com

 

の中で書いてある

「友の親も

たまに話をしてくれます。

たまに帰ってきたりする時

料理を作ったり、布団を敷いたりして

寝床の準備もしているのに

帰ってきている間に寝たのは

一回くらいで他は友達の家に泊まったりで

だから、食事も家で食べたのは1、2回。

晩御飯も晩酌も1回もしなかった。

この前、成人式で帰ってきた時

本当は一緒にお酒を飲みたかったんだろう。」

 

その事を覚えていた僕は

みんなを家まで送った。

 

みんな少し淋しそうだったけど

たまにはこういうのもいいだろう。

 

 

みんなを家まで送っていくと

どの家も明かりがついていたり

親の方が玄関まで出て来て

送ってくれてありがとうねと

言ってくれたりした。

 

時間は夜の12時近くだったけど

みなさん起きていた。

待っていたのだろう。

 

明かりのついているうちに

明かりのついている家に

送ることができた。

 

僕の家にも明かりはついていた。 

 

また、今度遊ぼう。 

今度みんなで温泉もありだな。